Present for you〜Lady side〜
そう笑って返すと、「そう?」と陵は少し安心したような顔を見せてまたビーフシチューを口に運ぶ。その時、陵がカレンダーをチラリと見て言った。
「杏菜、今度の日曜日って空いてる?遊びに行きたいんだけど……」
陵の方からデートのお誘いなんて珍しい!私は嬉しくなって、「行きたい!」と返す。嬉しくてニヤついちゃう!
「よかった。あっ、その日は夕食は食べて帰ろう?いいお店予約取れたんだよね」
「本当!?楽しみ!」
その日まで仕事を頑張るぞ、と拳を握り締める。デート、楽しみだな……。
その日から日曜日まではあっという間だった。毎日わくわくしていたから、日曜日当日は目覚ましが鳴る一時間前に目が覚めてしまったくらい。
新しく買ったばかりの赤いワンピースを選び、メイクをして、髪も可愛くセットする。陵くんもいつも以上に張り切っていて、いつもおしゃれだけど、さらにおしゃれになっていた。
「じゃあ、行こうか」
「うん」
「杏菜、今度の日曜日って空いてる?遊びに行きたいんだけど……」
陵の方からデートのお誘いなんて珍しい!私は嬉しくなって、「行きたい!」と返す。嬉しくてニヤついちゃう!
「よかった。あっ、その日は夕食は食べて帰ろう?いいお店予約取れたんだよね」
「本当!?楽しみ!」
その日まで仕事を頑張るぞ、と拳を握り締める。デート、楽しみだな……。
その日から日曜日まではあっという間だった。毎日わくわくしていたから、日曜日当日は目覚ましが鳴る一時間前に目が覚めてしまったくらい。
新しく買ったばかりの赤いワンピースを選び、メイクをして、髪も可愛くセットする。陵くんもいつも以上に張り切っていて、いつもおしゃれだけど、さらにおしゃれになっていた。
「じゃあ、行こうか」
「うん」