confused me

-Day 19-

「おはよう、優里」


私たちの仲が急速で変わっていったと感じる。
それは私たちが常に一緒の空間にいるからだ。

そして仲良くする対象も、彼以外に居ない。

自然と距離感が近くなるわけで。


「...顔色悪いね、どうしたの?」


「お腹痛くて...トイレ行っていいですか?」


そう聞くと、もちろんだよ、と答えて、私の足枷を外す。

そして、この部屋の隣のトイレに入れてくれた。


「......生理だ」


ナプキンはないだろうかとトイレを見るも、あるわけない。
むしろあったら、用意周到にも程があるだろう。


「あの、律さん」


「どうしたの?お腹、冷やしちゃったのかな」


「......その、ショーツとナプキン買いに行ってもらえませんか」


そういった途端、律さんの顔が真っ赤になって、断末魔が響いた。
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