confused me
「ぐっ...!!」


「すきだよ...?好き、だいすき。愛してる。」


「やめっ...ぐっ...」


「こんなに愛してるのに、なのに君はゲームばっかり...かまってくれない君が悪いんだよ」


「り、つ...律...っ」


“律”。その呼び名に手の力が抜ける。
彼女が咳き込んで、苦しそうな顔をした。


「ゆり...?」


「はぁ、はぁっ...」


苦しそうに息をする。

そんな彼女に手を伸ばすことも何ももう出来なくて。
脱力して、ただ、彼女の上に座るだけ。

彼女が逃げないようにと、物理的に固定するだけだ。


「なんで...なんで、僕は...また、また君の首を」


彼女の首を絞めた。
もうしないと、もう、もうしないって...

誓った。誓ったんだ。誓ったのに。


「りつ...こっちみて」
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