先輩の優しさ
今日は、大好きな彼とのお出かけ。
待ち合わせの10分前に着くともう既に彼が待っていた。

「ごめんなさい。待たせちゃいましたよね。」

「まあ、軽く30分ってとこかな」
えっそんなに?
貴重な時間がすくなくなってしまった。

「嘘だよ。全然待ってないしむしろ楽しみすぎてちょっと早めに着いたんだ」

みなとさんも楽しみにしてくれてたんだ嬉しいな

「今日は、どこに行きます?」

「じゃあ、2人の行きたい所に行こうよ。」

ニコニコと笑う彼が隣にいるなんて、あの時は、思わなかっただろう。
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