隣のイケメン先生にドキドキが止まらない~内緒の授業は放課後に~
『いろいろバタバタして、荷物の搬入とかは少し前から引っ越し屋に任せてて。今、やっと自分もここに来れたから』


確かに引っ越し屋さん来てた…


誰かが引っ越してくるんだ…って、思ってはいたけど…


まさか、まさか、まさか…


五十嵐先生だったなんて。


『そ、そうなんですか。びっくりしました。先生が…うちの隣に住むなんて』


『嫌…だよな。学校の教師が隣なんて』


頭に手をやりながら、先生が言った。


『いえ!そんなことないですけど…急だったんで…』


そうだよ…


あまりに急だから驚いただけで、嫌だなんて思うわけないよ。


『ちょっと…思うことがあって、引っ越したくなって探してたんだ。いろいろ物件を見てたんだけど…ここが空いてて、条件にも合ってて』


『ここからなら近いですもんね、学校まで。私も寝坊した時とか助かってます』
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