隣のイケメン先生にドキドキが止まらない~内緒の授業は放課後に~
こっちに来て…


って、本気!?


五十嵐先生どうしちゃったの?


いくらご飯が食べたいからって、私はあなたの生徒なんですよ!!


部屋になんか行ったら…


だ、ダメだ!!


変なこと考えちゃダメ!


冗談に決まってるんだから。


『先生、本当に変な冗談言わないで下さいね。ご飯は…何かレトルトとか無いんですか?無理してでも食べなきゃダメですよ。元気でないですからね』


『レトルトじゃ、元気でない。陽愛の作ったものが…食べたい。食材は…何もないけど…』


先生の声がちょっと不憫に思えて…


私は勇気を出して言ってみた。


『本当に…何も無いなら…何か作って持って行きます。少し待って下さいね』


『こっちで作って。その方がいい。鍋とか調味料はある。食材だけ…もちろんお金は払うから持ってきてくれるか。もう、待てない』


もう待てないって、そんな強引な…
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