隣のイケメン先生にドキドキが止まらない~内緒の授業は放課後に~
『や、焼きそばでいいですか?』


『いいね、大好きだ』


ひえー!!


いくら「焼きそば」に言ったことでも、刺激が強すぎる。


「大好きだ」なんて…


本当にズルいよ。


女子高生の乙女心もてあそんでる?


って、五十嵐先生は私の気持ち知らないんだもんね。


『キッチン、自由に使って』


『あ、はい。では…って、あの…いいんでしょうか?』


『ん?』


『キッチンって、女の人にとっては大事な場所っていうか…だからその…』


私が戸惑ってると、


『そうなんだな』


って、また顔を近づけた。


私はその状況に耐えられなくて、さっと先生から離れてキッチンに足を踏み入れてしまった。


『す、すみません!』


『なぜ謝る?ここのキッチンを大事にしてる女性はいないけど?』


え…


いない…?


本当に?


『あ、あの…』
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