隣のイケメン先生にドキドキが止まらない～内緒の授業は放課後に～

学園祭のアイドル

今日から2日間学園祭が始まる。


あれから…


先生の部屋に2回お邪魔した。


ただご飯を作って、勉強を見てもらう。


それだけ。


なのにいつだって…


私は心臓が破裂しそうなくらいドキドキして。


いつになったら慣れるんだろ？


学校にいても、家にいても…


何だか全然落ち着かないし。


『陽愛、早く手伝って～』


『ごめん！今行く～』


私のクラスはクレープ屋さん。


呼び込みの人、注文を聞く人、クレープ生地を作る人、ホットプレートで生地を焼く人、ホイップクリームを絞ったりフルーツを乗せくるくる巻く人…


みんなで分担を決めて、時間ごとで交代にしてた。


『これ終わったら優香のバンドの出番だから見に行こ！』


『ああ』


私がクレープ生地を焼く。


隣に佑都がいて、焼きたてのクレープ生地の上にクリームとフルーツを乗せていく。