御曹司社長は恋人を溺愛したい!
まだ開店前のブランド店に行ったのに店の裏口から入りると、店員さんが服を準備待っていた。
ブランド店の人が揃えてくれたものを持ち、美容院に行くと髪のセットは当然のことコーディネートの仕方やメイクまで教えてくれた。
「どこからどうみても外見だけは秘書みたいになりましたね」
メイクはナチュラルメイクで、そんな時間をかけなくても、不器用な私でもできそうだった。
よかった。
「秘書だろ」
「そうですね」
すでに一仕事終えた気分だった。
会社に着くと、受付の凛々子が驚いた顔でこっちを見ていた。
凛々子だけじゃない。
社員達の視線が痛い。
雅冬さんは一瞥もしないで、さっさとエレベーターに乗った。
秘書室のお嬢様達を追い出した悪女と思われているんだろうな。
それは憂鬱だったけれど、仕事をしている雅冬さんを見るのは嫌じゃなかった。
ブランド店の人が揃えてくれたものを持ち、美容院に行くと髪のセットは当然のことコーディネートの仕方やメイクまで教えてくれた。
「どこからどうみても外見だけは秘書みたいになりましたね」
メイクはナチュラルメイクで、そんな時間をかけなくても、不器用な私でもできそうだった。
よかった。
「秘書だろ」
「そうですね」
すでに一仕事終えた気分だった。
会社に着くと、受付の凛々子が驚いた顔でこっちを見ていた。
凛々子だけじゃない。
社員達の視線が痛い。
雅冬さんは一瞥もしないで、さっさとエレベーターに乗った。
秘書室のお嬢様達を追い出した悪女と思われているんだろうな。
それは憂鬱だったけれど、仕事をしている雅冬さんを見るのは嫌じゃなかった。