御曹司社長は恋人を溺愛したい!
「営業だけど、会議用の書類をとりにきてくれるかな?急ぎなんだ」

「わかりました」

珍しいと思ったけれど、急ぎなら仕方ないかと席を立ち、営業部の方へ向かった。
営業に急いでいったのになかなか書類を出してくれず、ずっと待っていると、そんなものはないと言われた。

「え!?」

嫌な予感がして、慌てて、社長室に戻ると、案の定、凛々子がいた。
そして―――

「社長、私じゃダメですか?」

凜々子が雅冬さんに迫っていた。


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