魔法の恋の行方・7日目の恋(シリーズ5 ダリウスとリセ)
<魔女・床で寝る・2日目~3日目>

やっと1日が終わった。
ダリウスは部屋に戻った。

リセは仕事が終わったことに、安堵(あんど)していた。

昨日のような事が、今日もあったら・・・
他人のラブシーンを、強制的に見せられるのはストレスだ。
シャワー浴びて・・・・早く寝たい

警護の交代要員もすぐ来るだろう。
引継ぎをして・・
早く・・早く・・・早く・・

リセの連絡用携帯に、伝言が入っていた。
「リセ、悪い!交代の奴が急な病気で、代理を手配しているが
4時間遅れる・・・」

なんて事だ!!!!

あと4時間・・・
この場所から動けないのか・・・

ホテルの最上階、
ワンフロアはすべてダリウスの
貸し切り状態になっている。

最上階に行くエレベーターも
専用で、関係者しか立ち入ることが
できないようになっている・・

しかし、警護は必ず立つ。

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