魔法の恋の行方・7日目の恋(シリーズ5 ダリウスとリセ)
遊園地の試験・食事
<遊園地・食事・その1>
湖のほとりのベンチで
二人は並んで座った。
風が吹き抜け、鳥のさえずりが、
時折聞こえた。
「いい場所だな・・静かだ」
ダリウスはコーヒーを一口飲むと、独り言のように言った。
護衛は、食事をすぐにすませなければならない。
学校時代、鬼系男子は昼休みに
5分で食事を終えて、
遊びに行った。
リセは早く食べられなくて・・・
それ以来
昼食はシナモンクッキーにすることにした。
そもそも護衛が、主人と一緒に食べる事はないのだが・・・
リセはベンチの脇にコーヒーのカップを置き、
膝の上にハンカチを広げた。
ダリウスが食べ終わったら、
すぐに動かねばならない。
好物のシナモンロールは、
ハンカチに包めば持って帰れるし・・
「お前はこの仕事が終わったら、
どうするのだ?」
ダリウスがホットドックを
半分ほど食べ終わった時、
いきなり質問をしてきた。
リセは、少し冷めたコーヒーを
一口飲んだ。
「何も決めていないので・・
仕事を探します」
湖のほとりのベンチで
二人は並んで座った。
風が吹き抜け、鳥のさえずりが、
時折聞こえた。
「いい場所だな・・静かだ」
ダリウスはコーヒーを一口飲むと、独り言のように言った。
護衛は、食事をすぐにすませなければならない。
学校時代、鬼系男子は昼休みに
5分で食事を終えて、
遊びに行った。
リセは早く食べられなくて・・・
それ以来
昼食はシナモンクッキーにすることにした。
そもそも護衛が、主人と一緒に食べる事はないのだが・・・
リセはベンチの脇にコーヒーのカップを置き、
膝の上にハンカチを広げた。
ダリウスが食べ終わったら、
すぐに動かねばならない。
好物のシナモンロールは、
ハンカチに包めば持って帰れるし・・
「お前はこの仕事が終わったら、
どうするのだ?」
ダリウスがホットドックを
半分ほど食べ終わった時、
いきなり質問をしてきた。
リセは、少し冷めたコーヒーを
一口飲んだ。
「何も決めていないので・・
仕事を探します」