必ず助けるよ
【葵の診察室】
コンコン 
蒼「失礼します〜」
葵「あっ来てくれてありがとね」
菜「蒼先輩っ!?なんでここにいるんですか?」
蒼「いやね〜葵に呼ばれたから来たんだけどさ、なんで菜々ちゃんが患者さんの椅子に座ってるの?もしかして体調悪いとか?」
菜「いやそんなことないじゃないですか
全然大丈夫ですから安心してください」
葵「全然大丈夫な訳ないと思うんだけどな〜
だって見るからに熱ある顔していように見えるけど。
てことで蒼も来たことだし熱測ってくれるよね?」
蒼「確かに熱ありそうな顔してるわ」
菜「分かりました。」
[菜々]
解熱薬もきれてくる頃だしやばいかも...
ゆるく挟めばなんとか大丈夫だよね
[葵]
病院嫌いだとしてもしかしたら測って嘘の体温言われるかもしれないから小児科で使ってる体温計渡そうっと
葵「はい、どうぞ」
菜「ありがとうございます



ピピピッ ピピピッ
[菜々]
ゆるく挟んだから大丈夫だよね 
えっ、38.7ってやばくない
よしっ、こうなったら体温計の電源切って嘘の体温言うしかない!
[葵・蒼(会話)]
蒼、絶対ゆるく挟んだよね
葵、確かにね。まぁそういうこともあるかと思って小児科で使ってる体温計にしたんだよ
蒼、まじかっ
でもなんで小児科で使ってる体温計にしたんだよ
葵、ずっと体温測るの拒否ってたからだよ
もしかして病院嫌いなんじゃないかなと思ってね
蒼、なるほどな
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