焦点を合わせて
「日和」




私は白夜に呼び止められた。




真昼は驚いた。




「小鳥遊…」




「日和、どこ行くの?」




「…白夜には関係ないよ。だって、俺に関わるなって言ってきたじゃん」




「いや、事情が変わった」




「なんで」




「日和が俺以外の奴と仲良くしてるから」




「友達作っちゃいけないの?」




段々と怒りが込み上げてくる。




「それに、白夜は知らないだろうけど真昼はいい人だよ」




「呼び捨て…」




白夜の中で何かがプツンと切れたようで、




「日和、前言撤回。俺以外の奴と関わるな」




そう言って白夜は私を抱き寄せた。




はぁぁぁ!?
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