焦点を合わせて
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の日




なんとなく早起きして朝食を食べた。




「あんた白夜くんと一緒に登校するの?」




「?いや、約束してないし…」




「昔みたいに起こしに行ってあげたら?」




母はニヤニヤした。




「…お母さんは白夜が男の子って知ってた?」




「当たり前じゃない!ママ友たちの間では美少年で有名よ!」




「…なんで言ってくれなかったの?」




「…面白かったから」




母…!




「今度から大事なことはちゃんと言ってよね!私白夜のところに行ってくる!」




「いってらっしゃ〜い」




母はニヤニヤした。
< 14 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop