焦点を合わせて
「えっ?」




髪の毛切っただけじゃなかったの?




「日和ちゃん、あの子起きないから起こしに行ってくれるかしら?」




「あっ、はい」




私は2階にあがり、白夜の部屋をノックした。




「白夜〜起きて〜?入るよ?」




ガチャ




ドアを開けると私の記憶とは違う部屋になってた。




なんか男の子の部屋って感じ。




「白夜〜、起き、え?」




突然腕を掴まれ、ベットに引っ張られた。




「ちょっと、髪の毛整えてきたのにボサボサになっちゃうじゃん!…って、」




驚いた。白夜の髪の毛はスッキリしていて今風で、綺麗な顔とよく似合っていた。




「白夜、結構切ったんだね」
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