焦点を合わせて
そして、目が合った。




咄嗟に逸らした。




心臓の音がいつもより早くなっていた。




どうしよう、どうしよう。




私の血の気が引いてきた。




お母さんが異変に気づいた。




「日和?顔が真っ青だけど、どうしたの?」




その声を聞き、そのまま意識を失った。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ハッ!お祭り!」




目が覚めた時には深夜になっていた。




「日和っ!!…よかった…」




お母さんはその場で安心していた。




周りを見渡して、そこが病院であると認識した。
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