焦点を合わせて
いや、あの有名な摂政みたいに一度に何人もの話聞けないから。
「ごめん、ちょっと用事あるからまた後で」
そう言って私は無理やり白夜を引っ張っていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「白夜、なんか私の記憶と今のあなたが違いすぎるんだけど気のせいかな」
「気のせいじゃないよ、わざとだし」
「じゃあ、わざと髪伸ばして勉強も運動も手を抜いてるの?」
「目立ちたくないから」
「私の知ってる白夜じゃない」
「日和に俺の何がわかるんだよ」
「わかるよ!だって幼馴染だもん…」
「あの日…あの日、来なかったくせに?」
「それはっ、どうしても、行けなかったの」
「ごめん、ちょっと用事あるからまた後で」
そう言って私は無理やり白夜を引っ張っていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「白夜、なんか私の記憶と今のあなたが違いすぎるんだけど気のせいかな」
「気のせいじゃないよ、わざとだし」
「じゃあ、わざと髪伸ばして勉強も運動も手を抜いてるの?」
「目立ちたくないから」
「私の知ってる白夜じゃない」
「日和に俺の何がわかるんだよ」
「わかるよ!だって幼馴染だもん…」
「あの日…あの日、来なかったくせに?」
「それはっ、どうしても、行けなかったの」