イケメンと数多の恋心|エアラブ掲載の短編を載せていくだけのものです。なので、1つの物語ではないです|
男女6人で帰る。
俺が混じるのには理由があった。
それが前を歩いてる彼女だ。
今日は一風変わった話題が広げられる。
「なぁなぁ」
「あははっ分かってるわよ。あんた達のもある。ふふん,義理の中でも最上級の愛を込めてやったわ」
「おっサンキュー」
比較的良く喋る女子が男子をさらりと交わすと,何故か彼女に視線を向けた。
「ね?」
俺の心臓がドキンと大きく揺れる。
別れの駅。
「はいっ」
期待通りそれは俺に渡された。
「おぉシンプル!あ?お前のは凝ってんじゃん…マウント?」
騒ぐ男子。
「はぁ!? この子にそんなことするわけないでしょ?! 意味があんの! ふんっあんたには関係ないけど」
話の舵をとる彼女がそう言うと,俺にチョコを渡した彼女は顔を赤くして帰ってしまう。
チョコを固めただけのそれ。1つ食べて包みを裏返すと,そこには
『好きです』
「っ悪い外すっ」
俺は爆笑する女子達を背に駆け出した。
俺が混じるのには理由があった。
それが前を歩いてる彼女だ。
今日は一風変わった話題が広げられる。
「なぁなぁ」
「あははっ分かってるわよ。あんた達のもある。ふふん,義理の中でも最上級の愛を込めてやったわ」
「おっサンキュー」
比較的良く喋る女子が男子をさらりと交わすと,何故か彼女に視線を向けた。
「ね?」
俺の心臓がドキンと大きく揺れる。
別れの駅。
「はいっ」
期待通りそれは俺に渡された。
「おぉシンプル!あ?お前のは凝ってんじゃん…マウント?」
騒ぐ男子。
「はぁ!? この子にそんなことするわけないでしょ?! 意味があんの! ふんっあんたには関係ないけど」
話の舵をとる彼女がそう言うと,俺にチョコを渡した彼女は顔を赤くして帰ってしまう。
チョコを固めただけのそれ。1つ食べて包みを裏返すと,そこには
『好きです』
「っ悪い外すっ」
俺は爆笑する女子達を背に駆け出した。