イケメンと数多の恋心|エアラブ掲載の短編を載せていくだけのものです。なので、1つの物語ではないです|
外は雨、誰もいない図書室。
そんな中、いつもは下校の早い先輩がうつ伏せで寝ている。
可愛い……
傘、忘れたのかな。
先輩が起きたら、一緒に帰ろうって誘ってみようか……
「先輩……すきです」
先輩が寝ていて初めて言葉に出来た本音。
じっと見つめていると、ふいに先輩の体がピクリと動いた。
「「え……」」
お互いに数秒硬直し、同時にじわじわと目が見開かれていく。
「えっあっ……え!?」
先輩は不思議な位取り乱して、寝ていた元の体勢に戻ってしまった。
俺はどうしたら……
そんなことを思っていると、先輩の柔らかい手が、机上の俺の手をきゅっと掴む。
「え……先、輩?」
俺の胸はどうしよもなく正直に高鳴った。
「バカじゃ……ない、の? 私の、方が……好き、なのに……」
この時の俺の感情は、きっと誰にも形容できない。
「先輩、一緒に……帰りませんか?」
先輩と並んで帰る時間は、とても静かで……幸せだった。
そんな中、いつもは下校の早い先輩がうつ伏せで寝ている。
可愛い……
傘、忘れたのかな。
先輩が起きたら、一緒に帰ろうって誘ってみようか……
「先輩……すきです」
先輩が寝ていて初めて言葉に出来た本音。
じっと見つめていると、ふいに先輩の体がピクリと動いた。
「「え……」」
お互いに数秒硬直し、同時にじわじわと目が見開かれていく。
「えっあっ……え!?」
先輩は不思議な位取り乱して、寝ていた元の体勢に戻ってしまった。
俺はどうしたら……
そんなことを思っていると、先輩の柔らかい手が、机上の俺の手をきゅっと掴む。
「え……先、輩?」
俺の胸はどうしよもなく正直に高鳴った。
「バカじゃ……ない、の? 私の、方が……好き、なのに……」
この時の俺の感情は、きっと誰にも形容できない。
「先輩、一緒に……帰りませんか?」
先輩と並んで帰る時間は、とても静かで……幸せだった。