イケメンと数多の恋心|エアラブ掲載の短編を載せていくだけのものです。なので、1つの物語ではないです|
夢を,見る。
たかが後輩の私が,モテモテな先輩の彼女になる夢を。
さめなければと詠ったのは誰だったか……今ならその気持ちがよくわかった。
________。
ずっと,夢を見ていた。
たかが後輩の私が,モテモテな先輩の彼女になる夢を。
夢の中の私は,先輩にいつも笑いかけられていて,愛されて,幸せそうにしている。
現実だったらいいのに……



「あははっ。夢じゃないよ」



ポンッと頭を撫でられる。
私の頭を撫でているのは……


「先輩!?」

「やだな。堅苦しい呼び方しないでよ。昨日OKしてくれたじゃん」

「な,にを」

「もっかい言わせるの? ひどいなー」

「ちょっっ」


力強く大好きな腕に引かれる


「好きだよ。付き合って…ーーー」

『ーーー』

「なっ」


名前…!


「あははっ。いいでしょ? 彼氏なんだから」


忘れてたばつだと笑う彼は,ひどく楽しそうであった。
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