イケメンと数多の恋心|エアラブ掲載の短編を載せていくだけのものです。なので、1つの物語ではないです|
「こほっ……」
折角の休日に、風邪で寝込む私。
でもそんな事一切気にならない。
横を見ると、最近彼氏へと変わった彼がいる。
「ほらっ食え」
彼の手には、ゼリーを掬ったスプーンが握られていた。
彼がくれたお見舞だ。
他にも様々なお菓子を買ってきてくれたみたい。
私の好みが分からなかったんだろうなぁと、不器用な彼を想うとつい笑みがこぼれる。
「なに笑ってンだよ…ほら、早く食べな?」
更に幸せな笑いが込み上げた。
言ったら怒るかもだけど、
「今日は優しんだね」
「っンなわけねぇだろ!! 弱ってる奴いじめても愉しくねぇだけだっての」
昔は、言動のひねくれてる彼が大嫌いだった。
いつも泣かされてきたから。
でも、何となく察せられるようになって。
彼の友達に、彼はいつも私への言動を後悔しては真っ青になり、嫌われてやしないかとおろおろしている話を聞いてからは、彼が可愛くて仕方ない。
うん、今日も幸せだ。
折角の休日に、風邪で寝込む私。
でもそんな事一切気にならない。
横を見ると、最近彼氏へと変わった彼がいる。
「ほらっ食え」
彼の手には、ゼリーを掬ったスプーンが握られていた。
彼がくれたお見舞だ。
他にも様々なお菓子を買ってきてくれたみたい。
私の好みが分からなかったんだろうなぁと、不器用な彼を想うとつい笑みがこぼれる。
「なに笑ってンだよ…ほら、早く食べな?」
更に幸せな笑いが込み上げた。
言ったら怒るかもだけど、
「今日は優しんだね」
「っンなわけねぇだろ!! 弱ってる奴いじめても愉しくねぇだけだっての」
昔は、言動のひねくれてる彼が大嫌いだった。
いつも泣かされてきたから。
でも、何となく察せられるようになって。
彼の友達に、彼はいつも私への言動を後悔しては真っ青になり、嫌われてやしないかとおろおろしている話を聞いてからは、彼が可愛くて仕方ない。
うん、今日も幸せだ。