イケメンと数多の恋心|エアラブ掲載の短編を載せていくだけのものです。なので、1つの物語ではないです|
今日が終わる。そんな時刻。
私は彼氏と久しぶりの通話をしていた。
「そろそろ切る?」
もうこんな時間だ。
と,私は彼に訊ねた。
すると数秒の間をおいて
「…ん」
と返ってくる。
名残惜しかったり? な~んてね。
きっと眠たいだけ。
私は夜中のテンションで頭がふわふわした。
『……』
またねって言おうとしたとき,彼がなにかを言う。
でも声が途切れて,よく聞こえなかった。
「ごめんね。Wi-Fi私の部屋じゃ遠くって…」
こうしてちょいちょい途切れるんです。
私が項垂れると,短いため息が聞こえてくる。
呆れ顔で前髪をかきあげる,彼の姿が浮かんだ。
「…好き」
プーと切れた,いや切られた電話。
なにそれ…ずるいよ。
私は真っ赤な顔で電話マークとLI○Nを見比べ,ええいっと通話マークを押した。
「私だって好きだよバカ!」
そして,20コールほど待ってようやく繋がった相手に,思いっきり叫んだのだった。
私は彼氏と久しぶりの通話をしていた。
「そろそろ切る?」
もうこんな時間だ。
と,私は彼に訊ねた。
すると数秒の間をおいて
「…ん」
と返ってくる。
名残惜しかったり? な~んてね。
きっと眠たいだけ。
私は夜中のテンションで頭がふわふわした。
『……』
またねって言おうとしたとき,彼がなにかを言う。
でも声が途切れて,よく聞こえなかった。
「ごめんね。Wi-Fi私の部屋じゃ遠くって…」
こうしてちょいちょい途切れるんです。
私が項垂れると,短いため息が聞こえてくる。
呆れ顔で前髪をかきあげる,彼の姿が浮かんだ。
「…好き」
プーと切れた,いや切られた電話。
なにそれ…ずるいよ。
私は真っ赤な顔で電話マークとLI○Nを見比べ,ええいっと通話マークを押した。
「私だって好きだよバカ!」
そして,20コールほど待ってようやく繋がった相手に,思いっきり叫んだのだった。