イケメンと数多の恋心|エアラブ掲載の短編を載せていくだけのものです。なので、1つの物語ではないです|


デートした店を出てすぐ、少し歩いたところで歩みを止める。

いっくんは私が急にこんなことをしても怒ったりせず
「どうした?」
って優しく聞いてくれる。

だからそれに甘えて、1つお願い事をする。

「いっくん……キスして?」

いっくんは眉を寄せる。

でも、それが怒ってるからじゃないことを私は知っている。

いっくんが眉を寄せる時は、困ったときか、照れたとき。

それを知っている私は、目を閉じていっくんをまつ。

いっくんは外だということを気にして、私に少し控えめなキスを落とした。

その日のデートはその後も続き、時折どちらからともなくキスをして笑いあった。

とても幸せな1日でした。



【俺が好きなのは、世界一可愛い君】
 番外編ーとあるカップルのデートの模様より、
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