人気者のあの子(本編)
2学期初日の朝

「はぁ〜、やっぱりいつ見てもくるみちゃんかわいい〜」

「あおい、早くご飯を食べなさい。それに
毎日同じこと言ってるわよ」

「だって、くるみちゃん本当に可愛いんだもんっ」

「もう聞き飽きた。毎日それ、言ってるじゃん。それより、一緒にゲームしよーよ」

「無理に決まってるでしょ。今から学校行くんだから」

「お姉ちゃんのケチ」

「ほら!2人とも早くご飯を食べなさい」

「はぁーい」

「はい」

私は、毎日毎日、こんな何気ない会話をしていた。

ところで、くるみちゃんとは、
瀬名くるみと言って
男子学生が彼女したい女の子NO.1
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