人気者のあの子(本編)
「は、はいっ!」

1歩1歩私の元へ寄って来る瀬名海里
そして、私の隣りの席にすわった

先生に聞こえないような声で

「よろしくね、えっと名前はあおいちゃん…だっけ?」

「は、はいっ。夢咲あおいですっ。よ、よろしく…お願いしますっ」

「ハハッ、緊張しすぎだって、しかも敬語じゃなくてタメ口でいいよ」

「はっはぃ」

「あっ!そうだ!あおいちゃん!いろいろ教えてほしいから、LINE交換しよ!」

「え、私と…ですか?」

「うん。はいっ完了っ!」

「ありがとう…ございます」

「いえいえ、こちらこそ」

「あとから、連絡するね」

ニコッと笑った。

すると、チャイムがなりみんな瀬名海里のところに集まってきて、私は追い出されてしまった。
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