バースデイ・プレゼント 『幼なじみはトップアイドル』おまけSS
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出発までは会員制ラウンジでゆったり過ごし、搭乗する飛行機はプレミアムクラス。
贅沢すぎる気がするけれど、仕方ない。
エコノミーに璃音がいたら、それこそ大騒ぎだ。
座席につくと、璃音はこっちに顔を寄せ
「飛行機でしっかり寝とけよ。今夜は寝かさないつもりだから」とか言ってくる。
もー、すぐ横を歩いているCAさんに聞かれたらどーすんのよ。
真っ赤になってうつむくわたしの顔を覗き込んできて、璃音はまたイジワルを言う。
「知紗、顔赤っ。おまえ、何、想像してんだよ」
「そ、想像なんてしてないって」
「ま、とにかくおれは寝るわ。おやすみ〜」
そう言って、アイマスクをかけて、瞬間、眠りに落ちた。
すごい。
さすが、売れっ子芸能人。
どこでも寝れる技を身につけてる。
出発までは会員制ラウンジでゆったり過ごし、搭乗する飛行機はプレミアムクラス。
贅沢すぎる気がするけれど、仕方ない。
エコノミーに璃音がいたら、それこそ大騒ぎだ。
座席につくと、璃音はこっちに顔を寄せ
「飛行機でしっかり寝とけよ。今夜は寝かさないつもりだから」とか言ってくる。
もー、すぐ横を歩いているCAさんに聞かれたらどーすんのよ。
真っ赤になってうつむくわたしの顔を覗き込んできて、璃音はまたイジワルを言う。
「知紗、顔赤っ。おまえ、何、想像してんだよ」
「そ、想像なんてしてないって」
「ま、とにかくおれは寝るわ。おやすみ〜」
そう言って、アイマスクをかけて、瞬間、眠りに落ちた。
すごい。
さすが、売れっ子芸能人。
どこでも寝れる技を身につけてる。