期間限定マリアージュ～四年越しの旦那様はエリート社長、誓いのキスが子作りの合図～

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「キャメルミルク?へぇー…で…飲んだ感想は？」

「あ…日本人の口には合いませんでした…」

「そうか…」

私は早速帰宅した浩明さんに『ガダール王国』の王子様が社長を務める『サディークジャパン』のコトを話した。

「『セボン』もまだ・・・『ガルーダ王国』と取引ないから…紡様を介して…交渉しようかな…」

「キャメルミルクをですか？」

「・・・それは…いい…別のヤツで…」

「別のヤツですか…」

「あぁ…でも・・・紡様は外資系の会社のコンサルタントもするなんて…凄いな…」

「そうですね…」

「紡様は俺の目標とする人なんだ…遠戚の俺が何を言ってんだと思われるかもしれないが…」


「目標は高く持った方がいいですよ…」

「そうか？」

「はい」