期間限定マリアージュ~四年越しの旦那様はエリート社長、誓いのキスが子作りの合図~
一抹の不安
~浩明side~
俺と麻莉の挙式披露宴が近づくにつれて、峻斗の存在に一抹の不安が過った。
麻莉は俺と母親の関係性を全く知らない。
話す気もなかった。
麻莉の母・瑠莉さんと峻斗の兄・明斗さんは恋人同士だった。
峻斗自身の口から…麻莉に話さないだろうと思っていたが、俺がお手洗いに行って席を外している間に、麻莉に俺達は瑠莉さんの教え子だと話していた。
俺は慌てて戻り、峻斗を睨んで黙らせた。
俺は麻莉を一人部屋に残して、峻斗達が宿泊する『ヘブンズホテル・汐留』の部屋を訊ねた。
「いってらしゃい・・・峻斗さん、神戸さん」
「話が終わったら、直ぐに戻って来るよ。万葉」
「じゃ峻斗を借ります…」
俺達はエレベーターに乗り込んで、最上階の会員制バーに向かった。
麻莉は俺と母親の関係性を全く知らない。
話す気もなかった。
麻莉の母・瑠莉さんと峻斗の兄・明斗さんは恋人同士だった。
峻斗自身の口から…麻莉に話さないだろうと思っていたが、俺がお手洗いに行って席を外している間に、麻莉に俺達は瑠莉さんの教え子だと話していた。
俺は慌てて戻り、峻斗を睨んで黙らせた。
俺は麻莉を一人部屋に残して、峻斗達が宿泊する『ヘブンズホテル・汐留』の部屋を訊ねた。
「いってらしゃい・・・峻斗さん、神戸さん」
「話が終わったら、直ぐに戻って来るよ。万葉」
「じゃ峻斗を借ります…」
俺達はエレベーターに乗り込んで、最上階の会員制バーに向かった。