期間限定マリアージュ~四年越しの旦那様はエリート社長、誓いのキスが子作りの合図~
麻莉に父の遺産の全てを渡しても、亡くなった母親の瑠莉さんは戻って来ない。

でも、金さえあれば…今までのように彼女は苦労せずに済む。

自分の好きなコトだって出来る。

カクテルが俺達の前にそっと置かれた。

「まずは乾杯だ…浩明」
「何に乾杯するんだ?」

「お前と麻莉さんの結婚に…」

「・・・」

俺と麻莉にとって挙式は唯の子作りの合図。
俺は彼女を抱いて妊娠させるだけ。
そこに愛はない。


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