期間限定マリアージュ～四年越しの旦那様はエリート社長、誓いのキスが子作りの合図～

「貴方の罪ではないのは確かです…」
「しかし・・・俺の父親が…」
「・・・私はずっと貴方は何か隠しているとそう思っていました。多分…佑介様が此処に来て…謝罪に来なければ…貴方はきっと…子供が生まれ、私と離婚するまで隠し通していたんでしょうね」

「そうだな…ずっと隠し通すつもりだった。
君に償いとして遺産を分け与え…父と俺の罪を清算するつもりだった…思わぬトコに佑介様が現れ、俺の計画は狂ってしまった」

「やっぱりそうだったんだな…」

高崎さんが入って来た。

「峻斗お前だな…佑介様と紡様を寄越したのは…」

「まぁな…」

「・・・」

「それにこの控室でのお前と麻莉さんのやり取りは全部盗聴器で聴かせて貰ったぞ」