期間限定マリアージュ~四年越しの旦那様はエリート社長、誓いのキスが子作りの合図~
いよいよ、私達は一つに繋がり合う。

「痛かったら…俺の背中に爪を立てればいいぞ…麻莉」

「でも・・・そんなコトすれば…」

「麻莉は優しいな…」

彼はそう言いながら、私の中に自分の楔を突き立てた。


初めて貫かれる痛みは激痛だった。

私は彼に悪いと思いながらも背中に回した指先に力を込めてしまった。

「・・・痛いか?」

眉を顰める私の顔を見て、浩明さんは動きを止めた。

「貴方の背中に爪立ててしまったかも…」

「いいよ…君の痛みを享受できたようで…嬉しいよ」

「浩明さん…」

「愛してるよ…麻莉」

私の唇に優しくキスを落とした。

そして…私達は心と体共に結ばれた。

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