期間限定マリアージュ~四年越しの旦那様はエリート社長、誓いのキスが子作りの合図~
「同じ高校の後輩で顔だけは知っていたけど…槇村先生っていいヤツだな…」

「同じ高校なんですか?じゃ母のコトも知ってるんですか?」

「多分…」

「そっか…槇村先生も母に英語を教えて貰っていたのか…」

私達はその足で、浩明さんの松濤の自宅に向かっていた。
彼の自宅は浩明さんの叔母夫妻が住んでいた。

「そう…それは良かったわね…」

浩明さんは叔母の由美子さんに私の妊娠を報告。

でも、由美子さんの表情は硬い。余り嬉しそうではなかった。

逆に私をけん制していた。

メイドが私達にコーヒーを運んで来た。

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