期間限定マリアージュ~四年越しの旦那様はエリート社長、誓いのキスが子作りの合図~
時刻はまだ八時・・・
十一時までには帰宅が出来る。
私は彼の言いつけを守るつもりでいた。
厭味ったらしく念を押された時は意地でも遅れてやると思ったけど。
彼には金銭的に援助して貰っているし、勉君のコトもあるし、逆らえなかった。
「はい」
「ありがとう」
勉君はコーラ、私はホットコーヒーを飲む。
コーヒーを一口飲んだところで、ティラミスが来た。私はティラミスをフォークで一口サイズに切り、口に運ぶ。
勉君は黙ってグラスのコーラを飲みながら、私の顔を見つめる。
「私の顔に何か付いてる?」
「いや・・・姉貴…ちょっと見ない間に、何だかキレイになった気がして…やっぱり…姉貴も神戸社長と…」
「えっ?」
「そりゃ夫婦だもんな…」
「勉君!?」
「・・・結婚してるってコトは…そう言うコトもするんだろ?」
十一時までには帰宅が出来る。
私は彼の言いつけを守るつもりでいた。
厭味ったらしく念を押された時は意地でも遅れてやると思ったけど。
彼には金銭的に援助して貰っているし、勉君のコトもあるし、逆らえなかった。
「はい」
「ありがとう」
勉君はコーラ、私はホットコーヒーを飲む。
コーヒーを一口飲んだところで、ティラミスが来た。私はティラミスをフォークで一口サイズに切り、口に運ぶ。
勉君は黙ってグラスのコーラを飲みながら、私の顔を見つめる。
「私の顔に何か付いてる?」
「いや・・・姉貴…ちょっと見ない間に、何だかキレイになった気がして…やっぱり…姉貴も神戸社長と…」
「えっ?」
「そりゃ夫婦だもんな…」
「勉君!?」
「・・・結婚してるってコトは…そう言うコトもするんだろ?」