期間限定マリアージュ~四年越しの旦那様はエリート社長、誓いのキスが子作りの合図~
際限なく襲い掛かる眠気で思うように逃げ出せず、ラブホの部屋にあっさりと連れ込まれてしまった。

「勉君・・・私は・・・」

「神戸社長には何度も抱かれているんだろ?」

勉君は私をソファに座らせるとそのまま乗り掛かって来て、私を押し倒した。

「ま、待って!?勉君!?」

「俺は麻莉のコト…ずっとスキだったんだ…俺達は実の姉弟のように育って来たけど…従弟同士…問題はないはずだ…」

「も、問題あるわよ…私は勉君のコトを弟のようにしか思えない…」

私にとって勉君は弟のような存在。
「神戸社長のコトが本気でスキなのか?神戸社長には金で買われてるだけだろ?」

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