期間限定マリアージュ~四年越しの旦那様はエリート社長、誓いのキスが子作りの合図~
「浩明さん!?」

「麻莉…俺の眼鏡を持っててくれ」
カラダを起こした私に浩明さんは眼鏡を渡した。

「何で!?あんたが此処に居るんだ?」

勉君も立ち上がり、体勢を整えて浩明さんを睨んだ。

「麻莉は俺の大切な妻だ…夫の俺は監視して何が悪い?」

会食は嘘で、彼は私達を監視していた。

やっぱり…浩明さんは危ない人。

でも、私はその危ない人に今は助けられている。

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