【短編】コンビニ
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「なにその少女漫画みたいなシチュエーション」
「え、イケメン?なにか話した?」
大学の講義の合間時間。
友達のミレイとハナに
昨日のバイトでの出来事を報告。
「めちゃくちゃイケメンだったの!
それに制服!」
「制服ってことは年下?男子高生?」
「待って、犯罪の匂いする!」
「ほんとにすずは年下好きだね」
「そうなの。でももう会えるかどうか…
一目惚れだったのに…」
地元の制服なら絶対わかるけれど
その子の着ていた制服は見慣れない学校のもので。
もう会えないかもしれないと思うと
胸の奥がヒリヒリと痛んだ。
ガックリと肩を落とす私に
ミレイとハナは心配そうに覗き込んだ。
「そういえばね、ハナの高校もうすぐ文化祭なんだ!それで、リフレッシュがてら3人で行かない?卒業してもう3年も経ってるから1人じゃきついし…」
「いいじゃん!行きたい!すずも行こう?」
「うーん…」
「なにその少女漫画みたいなシチュエーション」
「え、イケメン?なにか話した?」
大学の講義の合間時間。
友達のミレイとハナに
昨日のバイトでの出来事を報告。
「めちゃくちゃイケメンだったの!
それに制服!」
「制服ってことは年下?男子高生?」
「待って、犯罪の匂いする!」
「ほんとにすずは年下好きだね」
「そうなの。でももう会えるかどうか…
一目惚れだったのに…」
地元の制服なら絶対わかるけれど
その子の着ていた制服は見慣れない学校のもので。
もう会えないかもしれないと思うと
胸の奥がヒリヒリと痛んだ。
ガックリと肩を落とす私に
ミレイとハナは心配そうに覗き込んだ。
「そういえばね、ハナの高校もうすぐ文化祭なんだ!それで、リフレッシュがてら3人で行かない?卒業してもう3年も経ってるから1人じゃきついし…」
「いいじゃん!行きたい!すずも行こう?」
「うーん…」