君へ贈るスカーレット
一橋「うん!紬ちゃんみたいな子の勉強の手助けが出来るなら僕にとっても有意義な時間になるし··」
その時、紬の真後ろに人の影が近づいてきた
一橋は紬の真後ろに居る人物の顔を見ると一気に顔が強ばった
紬「··?一橋さん?」
紬が後ろに振り向くと··そこには、いつか紬を救ってくれた不良少年が居た。
紬「え··?あっハヤシライスの!」
不良少年は何故か一橋を無言で睨みつけていた
一橋は強ばった顔のまま言った
「え〜っと··この人紬ちゃんの知り合い?」
紬「知り合いって言うか··この間助けてもらって··」そこまで言うと不良少年が紬の言葉を遮った
不良少年「おい、お前··コイツの恋人か?」
一橋「へ?いや!今から彼女に英語を教えようとして··」
不良少年「コイツに関わんな!」
紬「え?!ちょっと!」と紬が止めに入ろうとしたが不良少年に止められた
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