嘘でもいいから、好きだと言って
彼氏はほぼ毎日私の家に泊まりに来ていた。
だから、1週間たった今でも一人の朝は慣れない。


「…支度しよ…」


私はいつも通り仕事へ行く準備を始めた。


7:30分…そろそろ行くか…


私の職場は自転車で15分ほどのところにある。
だから家を出るのはいつもギリギリ。


ガチャ…キィー…バタンッ


会社につき、私はロッカーで軽く身だしなみを整えオフィスへと行く。
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