♧♡四季島家のメイドさん♤♢
「…でっ。例の子っていうのが、このコ?」

「はい、そうです」


おれたちが視線を移すと、緊張した面持ちでモモが深くお辞儀をした。


「は…はじめまして!宮野桃香と申します!夏芽先輩のためなら、なんなりと致します!」


顔を上げたモモを見て、カメラマンがニヤリと笑う。


「…さすがだ、NATSUME」

「でしょ?モモっていうんですよ。かわいいでしょ?」
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