♧♡四季島家のメイドさん♤♢
「もうこれで終わり?」

「てめぇ…、調子に乗んじゃー…」

「だから、遅いって」


冬里くんは男の拳をしゃがんでかわすと、すばやく構えた拳を男のみぞおちにめり込ませた。


…完全に、ノックアウトだ。


「冬里くん…!ありがとうっ」

「は?勘違いすんなよ。だれがお前のためっつった?」


冬里くんにギロッと睨まれて、身を縮ませる。


こ…こわいっ。

ただお礼言っただけなのに、…怒られた。
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