♧♡四季島家のメイドさん♤♢
「ったく、なにしてんだよ。遅ぇー…」


すると、急にカーテンが波打ち、何事かと思い振り返ったときには、そのカーテンの隙間から秋都の陰が見えた。


「なに、勝手に開けて…」と言う暇すらもなく、気づいたときにはベッドの上に、秋都に覆いかぶされるように倒れていた。


すぐ目の前の秋都の顔に、思わず顔が赤くなった。

こんなに秋都と間近で目を合わせたことなんて、今までにない。
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