♧♡四季島家のメイドさん♤♢
数分前まで、夏芽先輩のことが好きで好きで好きすぎて、この花火を見ながら告白するんだと意気込んでいた。

そして、この場でカップルになれるんだとも思っていた…。


だけど、実際は告白するどころか、夏芽先輩にとってあたしはマルチーズだと知ったわけで…。


フラれたわけではないから、泣くこともできず…。

逆に、なんだか笑えてきた。


「…ハハハ。あたし…、今までなにやってたんだろっ…」
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