♧♡四季島家のメイドさん♤♢
乾いた笑いが花火の音に混ざる。


どれだけ、自分の頭の中がお花畑だったのかと痛感させられた。


夏芽先輩は、べつに彼女がいたことを隠していたわけでない。

ただ有名人として、公にできなかっただけ。


あたしを騙していたわけでもないし、天然な夏芽先輩なりにマルチーズとしてあたしをかわいがってくれていただけ。


だれも悪くはないんだけれど、ショックの大きさがハンパないっ…。
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