♧♡四季島家のメイドさん♤♢
「桃ちゃん。そのメイド服も、すっごく似合ってる」


春陽はただ褒めてるつもりかもしれないが、目の奥でなにかを企んでいるのがすぐにわかった。


「おい、春陽。今、モカをエロい目で見てただろ」

「見てないよ!それは、冬里の気のせいだって」


モカも、こんなヤツに褒められて喜ぶな。

変なことしか考えてねぇぞ、こいつは。


まさか、午前の授業が休講だからって、卒業生の春陽までくるとは思わなかったが、この場に四季島4兄弟のうち、3人が集まった。
< 697 / 1,015 >

この作品をシェア

pagetop