♧♡四季島家のメイドさん♤♢
「からかってねぇよ。本気だよ」

「そんなわけないでしょ…!だって、秋都があたしなんかに本気なわけー…」


うっせー。


俺は、そんなあいつの顎を持ち上げると、唇を塞ぐようにしてキスをした。


あいつの柔らかい唇の感触が、海での出来事を思い出させる。


…思えば、俺はあのときから、こいつのことが好きだったんだな。



このまま、こいつとこうしていたいと思ったのも束の間、いきなり突き飛ばされる。
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