♧♡四季島家のメイドさん♤♢
右手をギュッと握られた。
「どうした?」
振り返ると、なにかを訴えるように俺を見つめる桃香。
…そして。
「…して」
蚊の鳴くような声だったけど、この静まり返った密室には十分すぎるくらいに響いた。
「…しっ、してって…。お前…、意味わかってんのか…!?」
思いもよらない桃香の言葉に、俺のほうが慌てる。
せっかく、理性を取り戻したところだったのにー…。
「どうした?」
振り返ると、なにかを訴えるように俺を見つめる桃香。
…そして。
「…して」
蚊の鳴くような声だったけど、この静まり返った密室には十分すぎるくらいに響いた。
「…しっ、してって…。お前…、意味わかってんのか…!?」
思いもよらない桃香の言葉に、俺のほうが慌てる。
せっかく、理性を取り戻したところだったのにー…。