♧♡四季島家のメイドさん♤♢
「ち…違うの、秋都!わたしは、秋都が幸せになることを考えてー…」

「黙れ。自分の幸せくらい、自分でつかむ。だから、真奈美はこれ以上邪魔すんなっ」


涙目の真奈美にそう吐き捨てると、俺は部屋を出た。


俺も俺で、自分が情けない。

なにも知らずに、真奈美の手の上で踊らされていたかと思うと。


真奈美から本音を聞き出すこの作戦を考えて実行してくれた、春兄、夏兄、冬里には感謝してる。
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