♧♡四季島家のメイドさん♤♢
そして、俺たちの関係を認めてくれている。


あいつを連れて帰ってきたら、もう二度と離れないように首輪でもつけてやろうか。

それとも、あいつが恥ずかしすぎて悶え死にしそうなくらい、愛の言葉を囁いてやろうか。



スニーカーの靴紐を結ぶと、春兄たちに笑ってみせた。

必ず、桃香を連れて帰ってくると。


そして、俺は桃香の家に向かった。



……と、なればかっこよかったはずだったが。
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