どんな君でもずっと好き~三ツ谷 隆~part2
次の日
一人でで登校していると『おはよう』と声をかけられた。誰かとふと横を向くとそこには昨日助けた人がいたのだ。
「同中だったんだ」
『昨日はお礼言えなかったから。ありがとう』
『俺,三ツ谷隆』と彼は名乗る。
「私は○○と言います」
と自分も自己紹介した。

それから1ヶ月,私は隆くんから告られ付き合ったのだ。初彼なので嬉しい反面不安な事がある。それは私の【秘密】についてだ

付き合ったはいいものの私には誰にも言えない秘密がある。それはレディースの総長ということだ。
私はここら辺の女の不良を集めたグループの総長だ。仲間が男6人組に囲まれているのを助けようと1分もかからないうちにその男達を全員絞めた。しかしそんな姿を学校の人に知られたくないと学校生活中はおしとやかに暮らしている。なんか噂では校内の三大美人とか呼ばれてるらしいけど知ったこっちゃない。私は自分が好きになった人しか関わりたくない。だからこそ隆くんには総長やってる事を絶対に隠し通したいのだ。彼氏だとしても絶対に知られたくない。
そんなことを考えてると後ろから
『何やってんだ○○』と隆くんが話しかけてきた
「うわ,びっくりした」
「ちょっと考え事してて,隆くんこそ何しに来たの?」
『ん?俺は○○にデート誘いに来た』
『明日海行こう』
「え、行きたい(初デートだ(喜))」
と嬉しさで総長の事なんか一瞬でふき飛んだ。
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